ソフトテニス上達のコツ【フォアハンドへの回り込み編】

こんにちは。テンです。
今回は回り込みについて解説していきたいと思います。
回り込みの重要なポイントは「動きの流れ(特にフットワーク)」です。
では早速コツを見ていきましょう!
・これから回り込みの練習を始める方。
・回り込みが上手くいかず(打点が後ろや近すぎて)ボールが流し方向にしか飛ばない方。
≪この記事から学べること≫
・回り込みのメリット・デメリットが分かり、回り込みの使いどころが分かります。
・回り込みのフットワークが理解できます。
・回り込みで打点に入るコツが学べます。
1 ソフトテニスにおける回り込みのメリット・デメリット
2 【動画】回り込みの手本の紹介
3 ソフトテニスの回り込みの打ち方のコツ ①半円を描くように回り込む
4 ソフトテニスの回り込みの打ち方のコツ ②クロスステップを使って回り込む
5 ソフトテニスの回り込みの打ち方のコツ ③軸足を大きく振り出す
6 ソフトテニスの回り込みについてのまとめ
1 ソフトテニスにおける回り込みのメリット・デメリット

回り込みは主にバック側に来たボールに対してフットワークを使い、フォアハンドで打つことを指します。
一般的にバックよりフォアのほうが得意、威力のあるボールを打つことができるので、回り込むことによって、攻めのボールを打つことが可能になります。
そのため基本的には回り込むことができる場合は回り込んでボールを打ったほうが良いです。
一方で回り込みにもデメリットがあります。バックハンドで打つボールを回りこむので陣形に歪みができて、コートに空きができてしまうケースがあることです。
代表的なのが、右利き前衛がワイドのサーブを回り込むとミドル(センター)が大きく空いてしまうケースです。
このように場合によってはバックで打ったほうが良いケースもあります。状況に応じて回り込むかを選択しましょう。
2 【動画】回り込みの手本の紹介
回り込みについてはとても分かりやすい動画を見つけましたので、まずは☟の動画を見てください。
YouTubeでまさと(MASATO)さんのチャンネルで船水プロが実演をしている動画です。
※次の章以降で細かく解説していきますので、都度見返してください!
3 ソフトテニスの回り込みの打ち方のコツ ①半円を描くように回り込む
回り込みはネットに対して平行に移動しながら回り込むのではなく、後ろに膨らみ半円を描きながら回り込みます。
半円を描きながら回り込むことによりボールの後ろに入ることができ、ボールとの距離を微調整することができます。
一方で横移動して回り込んでしまうとボールとの距離・時間に余裕がなくなってしまいます。そのためにボールとの距離が調整できず、打点が体の近くになってしまったり、振り遅れて打点が後ろになってしまいミスにつながります。
4 ソフトテニスの回り込みの打ち方のコツ ②クロスステップを使って回り込む
クロスステップはソフトテニスの基本のフットワークの1つです。文字だけで説明すると分かりにくいので、☝の船水プロの動画と一緒に読んでみてください。
①左足を右足の右前に出す⇒②右足をさらに右側に出す⇒③左足を右足の右後ろに出す⇒④右足をさらに右側に出す⇒最初に戻る・・・
左足が右足を前と後ろに交互に追い越していきます。
【クロスステップで左に移動する時】
①右足を左足の左前に出す⇒②左足をさらに左側に出す⇒③右足を左足の左後ろに出す⇒④左足をさらに左側に出す⇒最初に戻る・・・
右足が左足を前と後ろに交互に追い越していきます。
・☝の動画の3歩目で後ろ足への体重移動と体のひねりが完成している状態にする。
・☝の動画の4歩目は前に踏み込んで打つ(クロスステップは横に足を出しますが前に踏み込んでください)。
・クロスステップはタイミングがとりにくいので、ボールを打たないでステップを踏んでみることから練習を始めましょう。
5 ソフトテニスの回り込みの打ち方のコツ ③軸足を大きく振り出す

注目してほしいのは☝の動画の③番の動きです。この③の動きはフットワークと同時にボールを打つために体重移動も行っています。
ポイントはこの③の軸足の着地地点です。
③の軸足をできるだけ体から離れたところに設定してください。軸足を遠くに設定することで、4歩目で微調整ができミスが減ります。一方で軸足が近くボールが詰まってしまった場合は調整が難しいです。
ボールがつまりやすい人は軸足を見直してみてください。
6 ソフトテニスの回り込みについてのまとめ
ソフトテニスの回り込みの上達のコツは3つです。
①半円を描くように回り込む
②クロスステップを使って回り込む
③軸足を大きく振り出す
試合のレベルが上がっていくにつれて、定位置でラリーをすることは減っていき、回り込みの技術などが重要になってきます。そのため、県大会を目標にしている皆さんも回り込みはフォア、バックと同様に練習しておく必要のある技術です(後衛は必須)。日々の練習に回り込みの練習も取り入れて試合で使えるようにしましょう。
今回は以上です!
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