≪ソフトテニス≫中学生・高校生初級者が地区大会を勝ち抜くコツ5選(後衛編)

筆者は中学校1年からソフトテニスを始めて、1年の秋には先輩と組んで県大会出場、2年生では後衛で県大会団体優勝しました。そんな僕が当時の経験とと大人になって考える県大会へ行くためのコツを教えます!
①≪考え方≫ ソフトテニスは相手にミスをさせるスポーツである。
中高生で勝てない選手は、速い球をバコンバコン打ちたがる選手が多いんですよ。それで自滅することがどれだけ多いやら。テニスは強いボールを打って相手を打ち負かすゲームじゃないんですよ。仮にそういうポイントがあったとしても勝てるスポーツではないのです。
ではどういうスポーツかというと、「自分のミスのリスクを最小限にして、相手のミスを誘うスポーツ」「自分のミスの確率と相手のミスのする確率を考えて自分のミスの確率が低いような配球をするスポーツ」です。
どんなに早い球を打ってかっこよく決めても1ポイント。ボールは遅くてもコートに入れて粘り続けてとったポイントも1ポイントなんです。
これ、分かっているようで分かってない人多いのでこれだけ覚えていても有効です
②≪ストローク≫ 軌道が高くて遅くてもいいから深いコースを狙う。
これとても大事です。正直ロブが上手であれば深いロブだけでも県大会3回戦くらいまではいけると思います。実際にいました。サーブとレシーブと後衛前の深いロブしか打たないで全国大会に行った高校生の後衛(もちろんたまにストローク打ちますよ)。
何で遅いボールで勝てちゃうかっていうと、自分のボールが深いと相手は相手はどんなにいいボールを打っても決定打になりにくいからです。さらに深いボールはネットするリスクや、打った球が短くなって相手にチャンスボールになる可能性があるんですよね。そのように深いボールをスピード重視で打ってバコバコ打ってしまうとリスクが上がるのにこれを無視して、打ってくるから結果的に多くのミスを誘えるのです。
なので安心してゆっくりでも深いボールを打ってください!
③サーブはバック側を狙う。
サーブって唯一自分で最後まで自分だけでどのように打つか決められるんですよ。これでポイントを取らないのはもったいない。
そこで狙いたいのがバックハンド。皆さん周りの人にフォアとバックどちらが得意か聞いてみてください。ほとんどフォアと答えるはずです。単純に初級者クラスだとフォアの練習が多いのでバックは打つ回数が少ないので苦手意識を持つことは多いようです。
サーブは早いサーブではなくしっかりバックハンドを狙いましょう。
④セカンドレシーブ(後衛)は相手のバックを狙う。
これもサーブと同じですね。セカンドレシーブは上からでも下からでもボールが来る範囲が決まっていてさらに確実性を重視したボールが来るのでコントロールしやすいストロークです。
この中で特に3つしっかり練習してほしいコースは①後衛のバックハンドを狙ったミドルを狙ったボール(ゆっくりでも前衛は取れないので安心してください)。②前衛の頭上を越すロブ。これも後衛がバックになります。しかも初心者前衛は自分のところを守っていて、ロブを追うのは至難の業なのでとても簡単にロブが通ります。ロブが通れば後衛はバック側なのでとても効果的です。③前衛へのアタック(できればバックボレーになるように)。これはなぜかというと、前衛に自分のところにボールが来るかもしれないと思わせるためです。また、前衛の成長は一般的に後衛の成長より遅いので前衛が弱点になっているペアは多いです。それを確かめるという意味でも試合序盤に積極的に狙っていきたいです。
また、狙う時のポイント球の速さではなく打点の高さです。そもそもネットに近い場y所から打っているので前衛の体感速度は結構早いのでリスクを上げてスピードを出す必要はありませんが、打点が高いほうが前衛は怖いので是非打点は高い場所で打ちましょう。後衛も一度やって体感してみるといいですね。
⑤前衛サーブのセカンドレシーブは前衛に触らせろ!
一般的にネットに近ければ近いほど瞬発的な対応が求められるので返球が難しいです。後衛はどれもストロークの応用で練習もストローク関係ばかりなので成長が早いですが一方で前衛は、ボレー、ローボレー、スマッシュ、ハイボレーなどいろいろやらなければいけないうえ、ストロークより難易度が高いことをやるので、前衛のほうが成長が遅いです。なので県大会に行けないレベルの前衛はかなりミスすることが期待できます。
ぜひ狙いたいポイントです。
以上5つ、狙ってなかったなと思うものがあったら是非狙ってください。今より数段簡単に勝てるようになります。
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